記憶に残るフレーズ(Rudyard Kipling)
Kipling is the only English writer of our time who has added phrases to the language. (Rudyard Kipling, 1942)
ノーベル文学賞も受賞したイギリス人作家キップリングに対するオーウェルの評価である。このエッセイでは、オーウェルならではのキップリング批判が展開されるが、それはキップリングへの敬愛の裏返しでもある。
キップリングの大きなテーマは東洋と西洋の比較であった。代表作の『ジャングル・ブック』という短編集は大学の授業で読んだ。「エクソシスト」のあのクモ歩きを彷彿とさせる登場人物(アジア系の男)が出てきた場面は今でも強烈に印象に残っている。
次回は文章の解説とキップリングの有名なフレーズについて触れます!
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