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Ikuya Takahashi
Feb 5, 20213 min read
“On The Highways: Taiwan”
Ryotaro Shiba is one of the most beloved Japanese writers in Japan. One of his most representative novels is a history novel entitled...
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Ikuya Takahashi
Nov 24, 20203 min read
『旅する鍼灸院』須藤隆昭
尊敬している友人から一冊の本を薦められた。その名も『旅する鍼灸院』。著者は、あんずの種という鍼灸院の院長。 読みやすく、また、須藤氏の人生や考え方に共感することが多く、一気に読み終えた。立命館大学探検学部に所属し、ユーラシア大陸24か国を9ヶ月かけて横断。その旅で得られた財...
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Ikuya Takahashi
Nov 12, 20202 min read
柳美里 『JR上野駅公園口』
柳美里氏の著作を読んだのはこれが初めてであった。スタイル、テーマとも独特で、もっと読んでみたいと思った。この著作は2020年の全米図書賞翻訳部門で最終候補に選出された。 東北から東京に集団就職してきた人たちの現実が具に描かれている。主人公は福島県出身。家族のた...
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Ikuya Takahashi
Nov 12, 20202 min read
Yu Miri “Tokyo Ueno Station”
Yu Miri “Tokyo Ueno Station” This is the first time for me to read Yu Miri’s work. Both her style and theme were unique. Her...
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Ikuya Takahashi
Oct 3, 20202 min read
Han Kang “The Vegetarian”
Han Kang “The Vegetarian” I had a Han Kang experience for the first time. Some of my Instagram friends fervently recommended her works,...
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Ikuya Takahashi
Sep 26, 20204 min read
独特な韓国人作家による一冊。『菜食主義者』📚by ハン・ガン
Han Kang “The Vegetarian” ハンガン、初体験。何人かの人から勧められ、読んでみた。韓国といえば去年の『パラサイト』で度肝を抜かれたが、皆さん同様、『菜食主義者』でも打ちのめされた。この物語は3つの中編から成っており、1つの長編と捉えるこ...
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Ikuya Takahashi
Aug 23, 20205 min read
エクソフォニー作家による一冊。『言葉と歩く日記』📚by 多和田葉子
『言葉と歩く日記』多和田葉子 多和田葉子、初めて彼女の著作を読んだ。面白い。著者が色々なところに旅をし、日本語、ドイツ語を行ったり来たりしながら、様々な思考を綴る日記。早稲田露文科卒業後、22歳の時に渡独。以来ドイツを拠点とし、ドイツ語と日本語で作品を著して...
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Ikuya Takahashi
Aug 19, 20203 min read
出だしの一文が素晴らしい一冊。『蛇を踏む』📚by 川上弘美
『蛇を踏む』川上弘美 芥川賞受賞作。タイトルに惹きつけられた。ドキッとする。蛇は太宰治の『斜陽』でも重要なモチーフになっている。通常、蛇は畏怖の念を抱かせるもの。それを「踏む」のだ。 「ミドリ公園に行く途中の藪で、蛇を踏んでしまった。」...
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Ikuya Takahashi
Aug 15, 20204 min read
戦争について考える一冊。『原民喜 死と愛と孤独の肖像』📚by 梯久美子
『原民喜 死と愛と孤独の肖像』 梯久美子 8月は戦争を考える月だ。広島出身の作家、原民喜の人生を丁寧に説明した一冊。原民喜と言えば、原爆を描いた小説『夏の花』で有名だ。インスタグラムで『夏の花』が世界中で読まれていることに感動を覚えた。大江健三郎は原のことを...
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