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Ikuya Takahashi
Nov 15, 20222 min read
“Variations On a Theme By Mister Donut“ by David Mitchell
David Mitchell is a noted English author and has written 9 novels together with many short stories. I was drawn to the title of the...
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Ikuya Takahashi
Oct 10, 20223 min read
水村美苗 『日本語で読むということ』
「私は、その「書く」という行為が、「話す」という行為と密接につながっているとは思わない。「書く」という行為は、「読む」という行為と、はるかに密接につながっていると思っている。漱石は「読む」ことによって漱石になったと思っている。当然、文学とは、自己表現ではなく、「読む」ことか...
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Ikuya Takahashi
Oct 8, 20224 min read
『志賀寺上人の恋』三島由紀夫
“The Priest and His Love” by Yukio Mishima I have successfully finished this term with a beautiful story by Mishima, which was written...
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Ikuya Takahashi
Sep 18, 20223 min read
水村美苗 『日本語で書くということ』
『日本語が亡びるとき』で一世を風靡した水村美苗。彼女の小説も好きだが、随筆が特に魅力的だ。なんと言っても文章が素晴らしい。日本の書店でまず目に入ったのが『日本語で書くということ』と『日本語で読むということ』の赤と黄色の装丁。『日本語が亡びるとき』は緑なので、緑、赤、黄と絶妙...
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Ikuya Takahashi
Aug 1, 20223 min read
『影に対して』遠藤周作
父親と母親。好むと好まざるとにかかわらず、人は親の一部を引き継ぐ。この物語を読んでいて気づかされるのは、主人公と親との間のなんとも言えない微妙な距離だ。その距離は次第に広がっていき、破局を迎える。父親か母親かの選択で揺れる子供。その後一生消えることのない傷を抱えることになる。...
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Ikuya Takahashi
Aug 1, 20222 min read
Book Haul
A while ago, I went back to Japan to do some urgent errands. In addition to the Haruki Murakami Library, there was another place I...
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Ikuya Takahashi
Jul 29, 20222 min read
The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library)
To do some errands (a bit urgent), I went back to Japan for about 10 days. It was for the first time in 1 and a half years. Had Tokyo...
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Ikuya Takahashi
Jul 28, 20223 min read
『トリニティ、トリニティ、トリニティ』 小林エリカ
翻訳者のBrianから紹介され、いつか読もうと思っていた。今日Yuki(@booknerdtokyo)さんが企画したイベントに参加し、小林エリカさん (@flowertv)ご本人と翻訳者Brianの話を聞くことができた。最近参加したウェビナーの中では群を抜いて興味深い内容で...
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Ikuya Takahashi
Jun 9, 20223 min read
国木田独歩「忘れえぬ人々」
「親とか子とか又は朋友知己そのほか自分の世話になった教師先輩の如きは、つまり単に忘れ得ぬ人とのみはいえない。忘れて叶うまじき人といわなければならない、そこで此処に恩愛の契りもなければ義理もない、ほんの赤の他人であって、本来をいうと忘れて了ったところで人情をも義理をも欠かない...
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